(2024年1月24日オンエアー)
今年もよろしくお願いします。年の初め、元旦の夕方日本中が揺れました。お正月気分がぶっ飛んでしまい、とても驚き心配しました。被害にあわれた皆様には心よりお見舞い申し上げます。大地震で始まる年は日本で初めての経験です。津波、火災の被害も甚大でしたので、地震に関する損害保険の話をします。
家庭用の地震保険加入率は2022年と統計で石川県は64.7%、全国平均が69.4%、岩手が75.5%ですのでやや低かったようですが、能登半島は昨年5月5日にも最大震度6強の地震が発生し、地震が多発していましたので、その後加入率が上がったかもしれません。今回の震災で1件でも多く役に立つことを祈るばかりです。
地震保険は、今回の地震直後の津波被害や火災ももちろん対象になりますが、逆に地震保険に加入していないと、保険金が支払われません。また地震保険はたとえば建物3000万の火災保険契約の50%1500万が加入限度です。地震火災の際100%支払われる特約もありますので、忘れずに手配して頂きたいと思います。
そして企業向けには、通常の火災保険に拡張担保という特約で地震を対象にすることが出来ます。復旧費用が対象になりますで、岩手でも加入企業が多くあります。また、震度6以上観測されると損害調査無しで、自動的に7日後に口座に保険金が振り込まれるクイックサポートの特約もあり、実際昨年5月の能登地震では日本で初めて支払われました。最高補償2億まで加入でき、6弱で10%、6強で30%、震度7で100%になります。今回も支払われ、役に立っていると思います。使い道は自由です。さらに今回は温泉等観光地の休業損害も深刻です。経済的損失も火災保険の特約でカバーします。
地震の発生確率全国MAPによりますと、能登半島は岩手より確率が低い、全国的にも管理低い所でしたが、まさかの発生となりました。いまや日本中どこで発生しても不思議ではないと実感させられました。今は北海道東方のリスクが高まっているそうですので、県北と沿岸の皆様、備えは万全にお願いします。
改めまして本年もよろしくお願いします。
株式会社 NASAプランニング
(2023年12月27日オンエアー)
今年もあっという間に年末を迎えました。今年は5月からコロナの基準が緩くなり、行動制限もなくなりましたので、各種会合や旅行などイベントも復活し、にぎやかな年になりました。一方で、自動車の交通量も増え、それに比例して事故や故障のレッカーサービス件数も増加しました。そんな時とても有効な保険会社のドラレコの話を改めてします。
事故の時は、一定の衝撃を感知すると自動的にオペレーターと通信でつながるのですが、クルマの故障の場合はドラレコのボタンをご自分で押すとすぐにオペレーターとつながります。場所はGPSですぐに特定し、すばやく状況把握もします。ここが市販の録画する機能だけのドラレコと違う点です。つまり保険会社と常に通信機能が保たれているので、どこに電話すれば良いのかと困ることはありません。先日も弊社お客様が事故の際、すぐに保険会社から弊社にも詳細な連絡があり、その後のレンタカーの手配等ですばやく連携して対応することが出来ました。
お客様のアンケートで、お褒めの言葉も頂戴しました。「事故で連絡しましたが、ドラレコ映像を確認いただき、状況を正しく把握してもらえました。とても良い事故対応をしていただいたと思っています」と、ドラレコを付けた方全体の97.1%の方が「満足」「やや満足」と回答があり、「満足」だけを見ると、付けない方よりも6.8%も満足度が高い結果になっています。また、ドラレコ自体の故障も多いのですが、保険会社のものは無料で交換できるのもありがたいと思います。
過去2年間のデータでは保険会社のドラレコをセットすることで事故頻度が22.3%も軽減したという改善報告もあり、さらには事故解決日数も約17日短縮されたというデータもあります。今のドラレコの機種は最新機能になっていて、市販のもので言うとハイスペックな高級品クラスで価格帯では4万~5万円相当のものです。3年間続けてご利用いただくと、4年目から割引になる制度もあり、また保険期間の途中からでも付けることが出来ます。
録画機能というよりは通信機能が便利ですので、年末年始でも有効です。ご相談お待ちしています。
株式会社 NASAプランニング