能登半島の大地震ではじまった今年、13年目の3.11も過ぎ、あっという間に年度末になりました。新生活をスタートする方も多くいらっしゃると思います。車の運転に関わるリスク、健康リスク、自然災害リスク、経済的損失リスク、トラブルリスクなど様々なリスクが潜在的に存在します。しかしながら、そのリスクを恐れていては前に進めません。そうしたリスクを確認しながら、しっかり備えて前進することで発展の可能性が広がります。そんな備えの話をします。
今、国の中小企業庁では日本中の中小企業に対し、地震や水害を含めた自然災害、サイバー攻撃など際、事業の継続性を確保する取り組みの「事業継続力強化計画」の認定を強力に求めています。弊社でも策定して認定所得しました。さらにはお客様企業の認定取組みをお手伝いするコンサル業務もやっています。この認定制度の考え方は法人だけではなく個人事業主、なにより個人にもすべて共通するものです。
明日発生するかもしれないリスクに備え、事業の継続性や個人の日常生活の継続性に備えることはとても重要です。能登半島の例を見ても、旅館・ホテルや個人住宅などは復旧までのハードルにまず経済的な問題が立ちはだかります。地震保険などの損害保険は有効に役立ちます。ようするにそうしたリスクをあらかじめ予測確認し、万が一の際、自己資金で賄る場合、保険は必要ありません。ただし大きな損害が見込まれ、自己資金が不十分な場合に保険は必須です。掛け金負担を渋るところではないと思います。
さらには保険以外の備えとして、事業所でもご家庭でも、防災グッズセットを常備してください。コンビニがあるから・・・などと考えず3.11の時を思い出し、停電や流通遮断による食料品不足日ごろから備える習慣をつけてください。弊社でも防災グッズを斡旋していますので、どういうものを準備するのか迷う場合ぜひご相談ください。そして水や食料品の備蓄の際、忘れがちな消費期限を管理し、交換をご案内するサービスもやっています。個人・法人問わず受け付けています。ご相談お待ちしています。
備えあれば憂いなし、被害を少しでも減らす工夫を一緒に考えましょう。
インフル・コロナに注意してお過ごしください。
株式会社 NASAプランニング
(2024年2月28日オンエアー)
今年は元日から自然災害の怖さを日本中が目の当たりにした年の始まりとなりました。改めて被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。岩手でもまもなく13回目の3.11を迎えます。毎年この時期にお伝えしていますが、今年は先月と続きて、地震保険についてお話します。
今回の能登地震は、地震により発生する被害のすべてが凝縮されたような被害となってしまいました。地震の揺れによる建物の倒壊などの損害、津波による損害、土砂崩れによる損害、液状化などの地盤が傾いて建物が受けた損害、火災による損害。これらすべてを保険でカバーするには地震保険しかありません。これほど地震が多い日本で、国の地震保険制度があって幸いです。もし、未加入で建物に被害があると、経済的に大変な負担になります。
地震による火災は火災保険だけではお支払いされません。必ず地震保険も併せてご契約ください。地震保険は火災被害に限り、通常建物火災保険3000万だと50%1500万が限度ですので、さらに50%、合計100%3000万のお支払いになる特約をお勧めします。また、岩手は山岳地帯も多く、能登同様、土砂崩れの可能性も高い地域です。ご自宅の周辺状況もよくご確認ください。さらには家屋建物の損害はなくても、地盤が傾くと家屋に住めくなるのでやはり地震保険は重要です。
最新のデータでは岩手の地震保険加入率は75.5%です。これは民間保険会社の火災保険にご加入の方が地震保険をセットしている割合です。各種共済は国の地震保険制度ではありませんので含まれていません。釜石市は87.5%、宮古市83.2%、大船渡市89.7%、陸前高田市90.9%と津波被害が多かった知己は高い加入率になっていますが久慈市は71.3%。内陸では盛岡市は70.0%、北上市69.7%、奥州市78.1%、一関市84,7%、その他77.6%となっています。13年前に震源に近く、被害が多かった地域は加入率は高くなる傾向ですが、今リスクが高まっているといわれる県北沿岸地域が低いのは個人的に気になります。いまや全国いつどこで発生しても不思議ではないので、備えを点検してください。
また弊社では地震等災害発生時に備える防災グッズ、非常食セットを斡旋しています。3年ごとの使用期限の管理もしますので、安心です。
インフル・コロナに注意してお過ごしください。
株式会社 NASAプランニング
(2024年1月24日オンエアー)
今年もよろしくお願いします。年の初め、元旦の夕方日本中が揺れました。お正月気分がぶっ飛んでしまい、とても驚き心配しました。被害にあわれた皆様には心よりお見舞い申し上げます。大地震で始まる年は日本で初めての経験です。津波、火災の被害も甚大でしたので、地震に関する損害保険の話をします。
家庭用の地震保険加入率は2022年と統計で石川県は64.7%、全国平均が69.4%、岩手が75.5%ですのでやや低かったようですが、能登半島は昨年5月5日にも最大震度6強の地震が発生し、地震が多発していましたので、その後加入率が上がったかもしれません。今回の震災で1件でも多く役に立つことを祈るばかりです。
地震保険は、今回の地震直後の津波被害や火災ももちろん対象になりますが、逆に地震保険に加入していないと、保険金が支払われません。また地震保険はたとえば建物3000万の火災保険契約の50%1500万が加入限度です。地震火災の際100%支払われる特約もありますので、忘れずに手配して頂きたいと思います。
そして企業向けには、通常の火災保険に拡張担保という特約で地震を対象にすることが出来ます。復旧費用が対象になりますで、岩手でも加入企業が多くあります。また、震度6以上観測されると損害調査無しで、自動的に7日後に口座に保険金が振り込まれるクイックサポートの特約もあり、実際昨年5月の能登地震では日本で初めて支払われました。最高補償2億まで加入でき、6弱で10%、6強で30%、震度7で100%になります。今回も支払われ、役に立っていると思います。使い道は自由です。さらに今回は温泉等観光地の休業損害も深刻です。経済的損失も火災保険の特約でカバーします。
地震の発生確率全国MAPによりますと、能登半島は岩手より確率が低い、全国的にも管理低い所でしたが、まさかの発生となりました。いまや日本中どこで発生しても不思議ではないと実感させられました。今は北海道東方のリスクが高まっているそうですので、県北と沿岸の皆様、備えは万全にお願いします。
改めまして本年もよろしくお願いします。
株式会社 NASAプランニング
(2023年12月27日オンエアー)
今年もあっという間に年末を迎えました。今年は5月からコロナの基準が緩くなり、行動制限もなくなりましたので、各種会合や旅行などイベントも復活し、にぎやかな年になりました。一方で、自動車の交通量も増え、それに比例して事故や故障のレッカーサービス件数も増加しました。そんな時とても有効な保険会社のドラレコの話を改めてします。
事故の時は、一定の衝撃を感知すると自動的にオペレーターと通信でつながるのですが、クルマの故障の場合はドラレコのボタンをご自分で押すとすぐにオペレーターとつながります。場所はGPSですぐに特定し、すばやく状況把握もします。ここが市販の録画する機能だけのドラレコと違う点です。つまり保険会社と常に通信機能が保たれているので、どこに電話すれば良いのかと困ることはありません。先日も弊社お客様が事故の際、すぐに保険会社から弊社にも詳細な連絡があり、その後のレンタカーの手配等ですばやく連携して対応することが出来ました。
お客様のアンケートで、お褒めの言葉も頂戴しました。「事故で連絡しましたが、ドラレコ映像を確認いただき、状況を正しく把握してもらえました。とても良い事故対応をしていただいたと思っています」と、ドラレコを付けた方全体の97.1%の方が「満足」「やや満足」と回答があり、「満足」だけを見ると、付けない方よりも6.8%も満足度が高い結果になっています。また、ドラレコ自体の故障も多いのですが、保険会社のものは無料で交換できるのもありがたいと思います。
過去2年間のデータでは保険会社のドラレコをセットすることで事故頻度が22.3%も軽減したという改善報告もあり、さらには事故解決日数も約17日短縮されたというデータもあります。今のドラレコの機種は最新機能になっていて、市販のもので言うとハイスペックな高級品クラスで価格帯では4万~5万円相当のものです。3年間続けてご利用いただくと、4年目から割引になる制度もあり、また保険期間の途中からでも付けることが出来ます。
録画機能というよりは通信機能が便利ですので、年末年始でも有効です。ご相談お待ちしています。
株式会社 NASAプランニング